FCサポート部の役割は、全国約2000のクラブ運営をサポートすること。備品管理や設備改修、クラブおん新築といったハード面から、データを管理するシステム、個人情報のセキュリティ管理などソフト面まであらゆる領域でチェーンを支えます。「社会問題の解決」という大きなビジョン達成のためには、それに見合うインフラ整備は欠かせません。部門を引っ張るリーダーとして、加盟店様の現状や、業務負担などの状況を引き出し、改善にむけ仕組み構築を行います。その中で、現場と同じ目線に立って現場の悩みにとことん寄り添うことを大切にしています。加盟店オーナー様を上回るくらいの情熱で考え抜き、一方で広い視野を持って物事を分析する冷静さも求められる仕事です。
カーブスでは、メンバー様の健康状態やトレーニングの成果をデータとして蓄積しています。これまでクラブでは、紙に記録した数値を再度パソコンで入力していましたが、実はこの作業に大変手間がかかり、現場の負担となっていたことが分かりました。そこで、この手間を軽減するために全店にiPadを導入。合わせて「筋肉チェック」というアプリを独自開発し、運用を始めました。それにより、入力作業は圧倒的に短縮され、現場の生産性が向上。さらに、計測したデータをメンバー様のすぐ目の前でiPad上に表示できるようになり、メンバー様へのアドバイスに説得力が増しました。コミュニケーションがより活発になったことで、メンバー様のモチベーションアップにつながるなど、クラブの生産性だけでなく顧客満足度が向上したことも大きな成果でしたね。
このようにiPadの活用を一例として、ITテクノロジーを活用することは加盟店様の業務改善や顧客満足度の向上だけでなく、オーナー様の経営そのものも強力にバックアップできると考えます。顔写真などメンバー様のパーソナルな情報も蓄積し、カルテとして活用すれば、一人ひとりに合ったトレーニングメニューの開発やコーチ間での情報共有がよりスムーズになります。稼働状況をリアルタイムに把握することで、クラブのマネジメントサイクルを早めていくなど大きな効果も期待できます。ビッグデータを活用して、医療機関と提携した新たなビジネスを生み出すなど、沢山の可能性が広がります。そういった挑戦がカーブスジャパンの醍醐味だと思います!